注文住宅は着工時期に注意

完成した建売を購入するのであれば、入居時期を調整するのも簡単ですが、注文住宅の場合はそうもいきません。建物が完成しなければ入居はできませんので、工事の着工から完成するまでどれくらいかかるのか、知っておく必要があります。また工事期間はあくまでも目安であり、早まることもあれば遅くなることもあります。雨や台風が多い時期は、大幅に工期が遅れる可能性もあります。

マイホーム購入による住み替えで、最も入居時期の調整が難しいのが注文住宅です。住み替え前の住まいが賃貸だとすると、退去日を決めなければなりません。引越しが終わっても無駄な家賃を払い続けることはなるべく避けたいので、入居の直前に退去できる手続きをするのが理想です。賃貸住宅はいつでも解約することができますが、契約で定めた期間は退去しても家賃を払わなければなりません。

通常は1ヶ月以上前に申し出る条件になっていることが多く、1度申し出ると退去日の変更ができないことになっています。注文住宅の完成は、着工してからも変動しますので、なかなか退去と同時に入居というのは難しいという問題があります。無駄な家賃を払うだけならまだ良いですが、下手に退去を早まってしまうと、住む家がない、などということにもなりかねません。工事の進行具合、完成予定をこまめに確認し、失敗のないようにしましょう。

工期に大幅な遅れが出ないようにするために施主ができることは、雨や台風の多い時期を避けることです。梅雨時、秋口の着工にならないように注意しましょう。

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