注文住宅の外壁塗装の選び方

注文住宅は外壁塗装の選択肢も豊富です。どのような効果を求めたいのか希望を明確にすることで、外壁塗装の種類を選ぶこともできます。注文住宅は工務店との話し合いがポイントですが、詳しい知識がなくても話し合えます。分からないことは質問をすれば良いですし、豊富な選択肢であっても求める効果が明確であれば自然に決まることも多いです。

求める効果の代表的なものが、断熱性、防水性、撥水性、耐久性、経済性です。断熱性能の高い注文住宅は、断熱材を施工しているだけでなく、外壁塗装にも断熱性が備わっていることが多いです。防水性は壁からの雨水の浸入を防止できます。横殴りの暴風雨にも強さを発揮します。

撥水性が強いと汚れが付着しにくくなり、付着した汚れも雨で自然に洗浄されやすくなりますので、美観の維持に効果的です。耐久性で重要なのが、歪みに対する強さです。地震だけでなく台風などの強風でも木造建築の住宅は歪みます。建物が歪んだときに、外壁塗装に柔軟度の高い耐久性が備わっていれば、一時的に歪んで伸びたり縮んだりしても断裂現象に至らずに済みます。

経済性はリフォーム頻度にも影響してきますが、一回あたりの塗装単価を耐久年数で割り出すことで計算できます。経済的に安くても、再塗装の頻度が高くなれば、時間のコストが掛かってきます。次の再塗装まで長期間あったほうが良いのか、再塗装の回数が多くなっても低予算で済ませられるほうが良いのか、それだけでも明確な希望があれば、外壁塗装の塗料と施工方法を選びやすくなります。

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